内容説明
「麻を織るのは糸を紡ぐところから始まるのですか?」「いんや、種をまくところからだ」―信州でのこの一言に衝撃を受けた著者は、全国各地の農漁村を訪ね歩く。明治生まれの女性たちの話には、時代を越えて響く(温かさ)と(豊かさ)があった。
目次
つい昨日の女たち(子やらいの唄;麻=農民の衣生活;米のなる木;唄のある女たち)
女たちの子守唄(遠い日のアイヌモシリ;ある開拓農婦の痛恨;秩父の機織り唄 その1;秩父の機織り唄 その2;舳倉島の海女 ほか)
著者等紹介
川田文子[カワタフミコ]
1943年生まれ。群馬県桐生市で育つ。早稲田大学文学部卒業後、出版社勤務を経て文筆業に(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。