百首歌の世界 不遇の中の詩心―新古今代表歌人の「百首」

百首歌の世界 不遇の中の詩心―新古今代表歌人の「百首」

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  • サイズ B6判/ページ数 459p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784902386424
  • NDC分類 911.135
  • Cコード C0095

内容説明

藤原俊成・家隆・定家、式子内親王、後鳥羽院。5人の新古今代表歌人がそれぞれの不遇の中で詠んだ百首。そこから彼らの時代と心を探っていく。

目次

序章 定数歌の始まりと展開―曾禰好忠と源俊頼(定数歌の始まり;百首歌の変革と盛行の端緒―堀河百首 ほか)
第1章 述懐―藤原俊成「述懐百首」昇進の遅れへの嘆き・悲しみを直接訴へる(藤原俊成の出自と境遇;美的な題の下に嘆きの主題を詠む試み ほか)
第2章 閑居―定家・家隆「閑居百首」秀麗な閑居の世界と閑居に寄り添ふ心(二人の境遇;家隆の閑居百首―閑居に寄り添ふ心 ほか)
第3章 逼塞―式子内親王・家集第一の「百首」孤独な魂の慰めが奏でる調べ(式子内親王の生涯―その輪郭;第一「百首」の調べ ほか)
第4章 流謫―後鳥羽院「遠島御百首」配流の帝王の波立つ心=無念、期待と絶望そして諦観(後鳥羽院の前半生―藤原定家との関係を中心に;『遠島御百首』―最初の形(第一類本) ほか)

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