内容説明
「神と人間と自然の交渉の学」と定義する谷川民俗学の“現代の十二支考”!古代から日本人は海とどう関わってきたか。
目次
神・人間・動物―伝承を生きる世界(遠野から―プロローグ;霊界をはばたく使者―白鳥;海を照らす神しき光―海蛇;海神の娘―鮫;もの言う南海の人魚―儒艮;狩りに騒ぐ太古の血―鹿;黄泉への誘い鳥―鵜;不死と再生の象徴―蛇;狩言葉に満ちた世界―猪;葛葉の神秘と幻想―狐;北の異族の匂い―鮭;荒ぶる山の神―熊;エピローグ)
神と人間と動物―親和力の世界(自然界の一員としての人間;人間と神、動物とのかかわり;日本人における動物観;動物に対する信仰とあこがれ;ハクチョウ信仰;人間と動物との親和関係)
古代海人の世界(古代海人の世界;漂海と移住の海人;海彼の来訪者)
縄文人の審美眼
古代人の自然観察
邪馬台国と帆船
古代航海と帆
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