内容説明
南の島へ―自由の旅人たちの若き魂の遍歴。“日本のゴーギャン”土方久功、幻の彫刻家・杉浦佐助。文学の鬼才・中島敦。いま甦るその豊穣なる生と死。
目次
南方行の系譜(南の思想に生きたゴーギャン;西欧の画家・文人たちの南への系譜;南洋に渡った日本人画家たち ほか)
南海漂蕩―杉浦佐助の生と死(三河の宮大工杉浦佐助;南洋へ飛び出す;土方久功の南洋行 ほか)
パラオ好日―土方久功と中島敦(中島敦、パラオへ;土方久功との交流;ガルミズ行 ほか)
著者等紹介
岡谷公二[オカヤコウジ]
1929年生まれ。東京大学文学部美学美術史学科卒業。現在、跡見学園女子大学名誉教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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