目次
第1章 家庭環境
第2章 『ペット・サウンズ』に向かう音楽の旅
第3章 『ペット・サウンズ』の曲ができるまで
第4章 コンセプトを音に
第5章 満を持して―アルバム完成
第6章 『ペット・サウンズ』発表
第7章 ブライアンの歓喜と苦悩
第8章 90年代のブライアン
第9章 『セッションズ』ボックス・セット
第10章 ペット・サウンズ・ツアー
著者等紹介
アボット,キングズレイ[アボット,キングズレイ][Abbott,Kingsley]
音楽ジャーナリスト
雨海弘美[アマガイヒロミ]
翻訳業
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感想・レビュー
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ゆどうふ
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やはりというか、世に出回っているペットサウンズ本に偏愛に満ち溢れていないものなどないのだろうけども、文庫化もされたジム・フジーリー著のものより『ペットサウンズ』にまつわる資料集としてはずっと実用的。時系列に沿って纏められているので作品の背景が的確に把握できる。何より、そこにいた誰もが、特別な「予感」を感じ取っていたブライアンとベテランスタジオミュージシャン達レコーディング・セッションの模様は、この歴史的作品の誕生を間近で見ているかのような気分にさせられ、信者の自分には胸に込み上げてくるものが。巻末オマケの2011/12/17