お金のいらない国 〈５〉 お金の正体は？

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お金のいらない国〈５〉お金の正体は？

長島龍人
価格 ¥1,210（本体¥1,100）
ネットワーク地球村（2023/08発売）
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サイズ 46判／ページ数 64p／高さ 19cm
商品コード 9784902306675
NDC分類 913.6
Cコード C0093

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

さすらいのソイソース

シリーズを通して、自分以外が人間じゃなくなれば、世界を平和にできるんだとしか思えなかった。強者と弱者という関係性が学校という場においても存在するように、お金を挟まずとも人間の間には差が生じることは明白だ。その差に人間の感情が交差するとき、人は争いを起こす。畢竟するに、お金のいらない国は人間の醜い部分を顕在化する装置にしかなりえないのではないだろうか。そんな国では、感情や生来の能力とは別に金という媒体を持つお金のある国が理想として想像されそうだ。2025/04/15

yukatakeuchi

お金のない世界を手放しで素晴らしい、ぜひそうなってほしいとはまだ思えませんが、お金はただの数字にすぎない、金融関係の仕事はなくなる、特殊詐欺もなくなると思うと世の中の前提そのものが変わっていく気がしました。いいことも悪いこともあると思いますが、自分の前提を変えたり思い込みを覆すという面でこの本はとても興味深い本でした。2024/10/23

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