目次
1 がんと言われて
2 化学療法・放射線治療を受けて
3 家族・周りに支えられて
4 再発・転移を乗り越えて
5 がんとともに生きるということ
6 北海道からエール―がん体験者座談会
著者等紹介
大島寿美子[オオシマスミコ]
1964年東京生まれ。千葉大学大学院理学研究科修了。北海道大学医学研究科修了(医学博士)。共同通信、ジャパンタイムズ記者を経て、北星学園大学文学部心理・応用コミュニケーション学科教授。NPO法人キャンサーサポート北海道理事長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
みかん
15
【図書館】ガン経験者28人の手記。しかも実名。これを書いた人はみんな前向き。経験した人しかわからないこともたくさんある。今、2人に1人がガンになる時代、ガン家系じゃなくてもね。決して他人事ではない。2020/09/26
よぶ
13
この本は実名で書かれた体験記であり、ガンの発覚、医者から告げられた時の心境、闘病の辛さ、家族友人の支え…が書かれています! 皆さん、共通されるて事は『明るく前向き』です!一人ではなく支えられて常に前を向いて歩んでいます。 まだネガティブなイメージのガンですが、今では2人に1人がガンになり、3人に1人はガンで亡くなる時代です!ネガティブイメージのガンですが良い面も見えてきます。自分がガンになった時には、周りの方に支えてもらい、周りの方でガンになった方がいたら、全力でサポートして、前向きになってもらえたら…。2017/09/03
Koji Takahashi
5
【ともに生きるもの】 がん、死因で上位、誰もが恐れる病気かもしれない。 実名で、寛解した人達、常に転移の可能性がある人達が、どのように折り合いをつけて暮らしているかが書かれている。 末尾の座談会で、実名だからこそ責任もって伝えるとある。その通りであり、さらに重要なことは「ともに生きる」ことができていることである。 がんと「闘病」する人はがんとともに生きないばかりか、自分自身も否定してしまうのではないだろうか。自分と病気を受け容れられないことが一番の苦しみだろう。 2019/07/05
あお
5
一気に読みました。私が日々悩んでることが、すごく小さいことに思えて、「負けるもんか」と思いました。うまくいかない日もあるけれど、ちゃんと毎日丁寧に生きないと。2018/01/29