平壌からの手紙 - 札幌の拉致被害者-石岡亨の軌跡

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平壌からの手紙 - 札幌の拉致被害者-石岡亨の軌跡

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  • サイズ B6判/ページ数 187p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784902269284
  • NDC分類 302.21
  • Cコード C0036

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

晴れ女のMoeco

6
北朝鮮拉致被害者の一人、石岡亨さんの友人が出版した本。石岡さんからの手紙をこれでもか、というほど公開していて、普通に青春記のようでもある。拉致された、という事実がなければ。国内で無理やり連れていかれた拉致被害者と異なり、「よど号」犯の妻たちに、騙されて北朝鮮に行ってしまった立場だと、被害者に落ち度はなかったのか、多少なりとも本人の「意志」(だまされたとはいえ)が絡んでいて、また複雑なんだなぁと感じた1冊だった…。2020/05/26

Yuji

0
若いのに、自分で旅費を稼いで旅してて偉い。自伝は私もいつか書きたい。私も世界中旅したいし、北海道出身なんで他人事と思えなかった。長く拉致問題の進展が全く無いのが虚しい。2022/10/07

山葵

0
2008年出版。「よど号」実行犯の妻らに欧州から北朝鮮に拉致された石岡亨氏の友人が、彼とやりとりした手紙をもとに、石岡氏の足取りを辿っている。石岡氏は北朝鮮入国後、同じく欧州から拉致された有本恵子さんと結婚したが、2002年の北朝鮮の通知によると、彼の家族はみな「死亡」とされている。日本から無理やり拉致された人々と違い、欧州から拉致された人は「騙されてついていった」との印象が強いせいか、彼の家族は家族会にも所属していない。拉致被害者として取り上げられることの少ない彼の人となりを垣間見ることができる。2021/12/15

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