SD(スタッフ・ディベロップメント)が支える強い大学づくり 大学職員は何を学び、それをどう生かすか?―筑波大学大学研究センター短期集中公開研究会より

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  • サイズ A5判/ページ数 294p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784902254143
  • NDC分類 377.1
  • Cコード C1037

内容説明

「職員改革なくして大学改革なし」―大学事務職員の能力開発(SD、スタッフディベロップメント)は、大学経営改革ひいては大学改革そのものの大きな柱になりつつある。大学事務職員の役割の重要性と能力開発の必要性に注目して行われてきた大学経営人材育成のための短期集中講演会の内容をまとめた。「SDが変える大学の未来」、「SDが育てる大学経営人材」に続くシリーズ第3集。

目次

第1章 大学職員の自己啓発(第1節 これからの大学事務職員のあり方;第2節 企業の自己革新に学ぶ大学の組織マネジメント;第3節 大学職員の自己啓発―業務のモデル化の試みから)
第2章 職員の企画力を高める(第1節 職員の企画力を高める;第2節 取材する側からみた大学;第3節 職員の企画力を高める;第4節 子会社活用のすすめ;第5節 戦略的思考をベースにした企画力)
第3章 大学職員の役割とその在り方―「SDが変える大学の未来」2003年文葉社より再録(第1節 私学財政と予算制度;第2節 大学職員はどこへ行くのか;第3節 続・大学職員はどこへ行くのか)

著者等紹介

山本眞一[ヤマモトシンイチ]
広島大学高等教育研究開発センター教授(前・筑波大学大学研究センター長)1949年大阪府生まれ。1972年、東京大学法学部卒業後、同年文部省に入り、高等教育局、初等中等教育局、大臣官房などを経て、1989年埼玉大学大学院政策科学研究科助教授、1992年筑波大学助教授(教育学系)、1996年同教授。大学研究センター長を経て、2006年より広島大学高等教育研究開発センター教授。文部省在職中の1979年筑波大学大学院への人事院派遣制度による国内留学で経済学修士。1996年、教育学で筑波大学から博士号取得。1988年から89年までの1年間、米国科学財団(NSF)で調査研究活動にあたる。専門分野は、高等教育システム論および科学技術政策論。大学のマネージメントや学術研究資源配分問題などが、目下の研究および実践課題。現在、UNESCO基礎科学アドホック・グループ委員、大学評価・学位授与機構運営委員など、実務活動にも協力中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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羊と蝸牛

4
大学職員の方が中心となって、これからの大学は「わしら職員がきばらんかったら、大学ワヤんなってまうねんぞっ!!」という意識の下に開かれた研究会?勉強会?をまとめたもの。 斜陽と言われる大学業界、経営のイロハも知らぬ教員だけに行く先を任せておけぬ!今こそ我々職員が、スキルを身につけ日本の大学を救うのだ~!と、かなり熱気ムンムン。ジリ貧だからこそ本気度が違う。こんな職場なら否応無くビジネスマンとして成長しそう。 惜しむらくはコレ大体10年前のこと。今はどうなってるんだろう。少なくとも我が大学にそんな危機感は…。2014/04/21

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