内容説明
出版の科学を解き明かしたベイリー氏の原著「THE ART AND SCIENCE OF BOOK PUBLISHING」は、1970年に執筆され、1990年に新版が発行されている。本書は、その1990年版に基づいた普及版である。ベイリー氏はいう「出版の原理・精神を説いた本書は、出版環境の激変にもかかわらず、少しも妥当性を失ってはいない」のだと―。本が売れない時代だからこそ、出版の原点を考える本書をお届けしたい!
目次
第1章 出版における合理性と非合理性
第2章 出版をめぐる環境
第3章 業務の流れ・つながり・決定
第4章 ミクロ出版の経済学
第5章 出版経営と計画
第6章 新しい技術
エピローグ―質について
著者等紹介
箕輪成男[ミノワシゲオ]
1926年~2013年。1950年東京大学卒業後、同大学院を経て、東京大学出版会に勤務。国際連合大学、愛知学院大学を経て、神奈川大学名誉教授。元・日本出版学会会長。初代・国際学術出版協会会長。著書も多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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