内容説明
認知症の知識から対応の仕方、最近の動きまでトータルに理解できる!「認知症をよく理解するための8大法則・1原則」「家族のたどる四つの心理的ステップ」など、家族から学び、家族に教える熱血医師の講演録で、誰にでもわかりやすい。
目次
第1部 認知症の理解と援助(高齢者医療と認知症;ぼけても心は生きている;認知症の特徴;家族のたどる四つの心理的ステップ;「認知症をよく理解するための8大法則・1原則」;対応の難しい主な症状と対策;徘徊とその対応;若年期認知症について;認知症の治療と予後、予防;認知症高齢者グループ・ホームをめぐる動き;特別養護老人ホームにおける終末期医療・介護;グループホームにおけるターミナルケアの可能性)
第2部 質問に答えて(出しても出しても食べ、日々太って困る;病院などが旧態依然とした対応だが、どうしたらいいのか;別居している息子が母親の症状を信じない;食べなくなったときはどう取り組めばよいのか;よだれが出るのを少なくする方法は?;家族の心理的ステップは、どれくらいの期間でステップアップできるか;世界的な長寿時代なのに、いつまでも六五歳を起点にするのはどうか;髄液を抜く手術をしたが、主治医もう一度手術すると……)
著者等紹介
杉山孝博[スギヤマタカヒロ]
川崎幸クリニック院長。1947年愛知県生まれ。東京大学医学部附属病院で内科研修後、地域の第一線病院で患者・家族とともにつくる地域医療に取り組もうと考えて、1975年川崎幸病院に内科医として勤務。以来、内科の診療と、在宅医療に取り組んできた。1987年より川崎幸病院副院長に就任。1998年9月川崎幸病院の外来部門を独立させて川崎幸クリニックが設立され院長に就任し、現在に至る。現在訪問対象の患者は約110名。1981年から、社団法人認知症の人と家族の会(旧呆け老人をかかえる家族の会)の活動に参加。全国本部の副代表理事、神奈川県支部代表。NPO法人全国認知症グループホーム協会理事。横浜の2つの福祉保健センターの老人精神保健相談医として認知症相談を担当している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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