障害医学への招待―特別支援教育・自立支援法時代の基礎知識

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  • サイズ B5判/ページ数 222p/高さ 26cm
  • 商品コード 9784902244571
  • NDC分類 493.937
  • Cコード C0037

内容説明

重い障害をもつ人たちが、地域で「普通に暮らせる」ために。障害とは何か、歴史、脳の仕組み、障害のなりたち、脳障害の病態、診断から予後まで。重症児教育のあり方から医療的ケアの考え方、「意見表明できない人の生きる権利」、意識的障害からの脳死、現場で活躍する専門スタッフの支援内容までが系統的に学べる。

目次

第1章 障害とは何か
第2章 脳の仕組みと働き
第3章 障害の原因・胎生期
第4章 周産期医療の発展と取り組み―NICUの子どもたち
第5章 新生児・乳児の発達神経学的診断
第6章 障害の診断・治療と科学技術の発展
第7章 科学の進歩と生命倫理
第8章 障害を支える援助とその理念
第9章 重症児への専門スタッフの支援の課題

著者等紹介

杉本健郎[スギモトタテオ]
1948年生まれ。1974年関西医科大学卒業。1980年同大学院修了。同大学小児科、同大学男山病院小児科部長、同大学小児科助教授を経て、現在、第二びわこ学園園長。1996年カナダ・トロント小児病院神経科留学(1年間)。日本小児神経学会理事・社会活動広報委員会事務局、日本小児科学会倫理委員会委員

二木康之[フタギヤスユキ]
1947年生まれ。1973年大阪大学医学部卒業。大阪大学医学部附属病院小児科、大阪警察病院小児科、耳原総合病院小児科、大阪府立母子保健総合医療センター小児神経科を経て、現在、佛教大学社会福祉学部教授。医学博士。ニューヨーク科学アカデミー会員

福本良之[フクモトヨシユキ]
1954年生まれ。1980年関西大学文学部卒業。兵庫教育大学大学院学校教育研究科修士課程修了。元兵庫県公立学校(小中学校)教諭。現在、岡山大学医歯薬学総合研究科博士課程(社会環境生命科学専攻)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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