内容説明
幼い豆太とやさしいじさまの心温まる物語。豆太は、夜中にひとりでおしっこにもいけない弱虫。でも、大好きなじさまのために…。真の勇気とは何かを問いかける、切り絵の美しい名作絵本です。
著者等紹介
斎藤隆介[サイトウリュウスケ]
1917年、東京に生まれる。明治大学文芸科卒業。新聞、雑誌記者を経て戦後は疎開先の秋田でNHKライター、わらび座文芸演出部客員をつとめる。1957年に帰京しルポライターとして活躍する一方で、民話の形式をかりた児童文学の創作に打ち込んだ。1967年に短編童話集『ベロだしチョンマ』を理論社から刊行、小文館文学賞を受賞した。絵本のほか、ルポや長編も含め多数の作品がある。1985年没
滝平二郎[タキダイラジロウ]
1921年、茨城県に生まれる。1940年ごろから木版画をはじめ、戦後、日本美術会に参加。版画作品の出品を続けると同時に出版美術の仕事にも活躍した。現在、日本美術会委員、児童出版美術連盟会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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kotoji
3
「読んだ人はまだいません」だった。最初にコメントできるなんて、何だか嬉しい。すっと頭に自然にはいってきて心に響く文章というのがある。この本の英語がそうだった。流れるようなリズムがあり、明瞭。日本語版と交互に読み比べるのもまた楽しかった。2011/10/11
読み人知らず
1
モチモチの木のとちもちが食べたい。最後のオチがきれいですね。ひがついた情景がとてもきれいでした。2015/07/12
HTたまにYN@ぬ 積読消化中
0
スッキリした構成。原文も読みたくなった。2015/09/20