内容説明
科学文明の只中で。科学と宗教、科学と自然との共生や衝突に関わる問いに、熱く応えようとする珠玉の論文集。
目次
第1章 「最終的な問い」をめぐる科学とキリスト教
第2章 共生の哲学
第3章 ダライ・ラマ十四世における科学と宗教
第4章 “宗教的共生”と“科学的世界像”―西田幾多郎の場所論的思索からの照射
第5章 宗教的共生における脱原発の位置づけ―自然・人間・原子力
第6章 科学技術の利用の倫理的限界と宗教の視点―福島原発災害後の宗教界の脱原発への訴え
第7章 核エネルギー使用についての哲学的・神学的考察―高木仁三郎の思想、及び二〇世紀の西洋哲学に依って
第8章 和解の奉献文における公共性
第9章 エリクソンの人間形成論と宗教的共生―“私”という感覚と超越的アイデンティティ
著者等紹介
宮本久雄[ミヤモトヒサオ]
1945年生まれ。上智大学神学部教授。専攻、聖書思想・教父神学・哲学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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