内容説明
ポリネシアからの移民航海の歴史から、ハワイアンの神話と神々、精神学フナの叡智、ハワイアンの総合芸術であるフラの歴史と解説から、美しいレイにまつわる花々や植物、ハワイ語、天文学、王朝の歴史までハワイアンの文化を総合的に紹介した画期的な本。
目次
序章 スーパーナチュラル・ハワイイ
第1章 ハワイアンのスピリチュアリティー
第2章 ハワイアンの天文学
第3章 伝説の神々
第4章 スーパーナチュラルな霊力「マナ」
第5章 ハワイアンの光と魔法「フナ」
第6章 神々に捧げる踊り「フラ」
第7章 美しいレイの世界 植物と花々
第8章 ハワイアンの聖地
付録
著者等紹介
Hiroshi Makaula Nakae[HIROSHI MAKAULA NAKAE]
グラフィックデザイナー、チャネラー、メタ・イントゥイション・アーティスト。米国シアトル、ハワイを含め海外で活躍する数少ないチャネラーの一人。福岡県北九州市出身(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
おみか
3
すごくすごくマニアックで私好み。笑 読み終わるのに時間がかかったけど、ずっとわくわく楽しく読めました。 小さなものだけど、ハワイの植物も沢山写真入りで載っていて各々にまつわる話も。 プルメリアは病人に送ってはいけないそう。あのいい香りが死体の悪臭を隠すので死者のためのレイとも呼ばれているのだそう。 2012/03/28
三井寿里
2
初めてハワイ旅行をするに当たり、読んでみました。前書きからスピリチュアルなことが書かれていたので、それに終始するのかと不安になりましたが、伝統的なものの考え方、どのような文化がどの時期で交じり合ったのかなど、今現在のハワイに至るまでの変遷が詳しく書かれています。ハワイを語る上で欠かせない「フラ」についても「フラとは何ぞや」というところから始まっていて、表面的な流行を追うのではなく、根っこの部分から理解したい人向けです。付録としてハワイの歴史やハワイ語の解説のページもあって読み応えがありました。2013/11/23
いくっち@読書リハビリ中
2
わたしはハワイに行ったことがない。空港でレイをかけられ、アロハ的な料理を堪能しながら、フラダンスを見る。私のハワイ観は20年前で止まっている。この本にはショッピングもレストランも載っておらず、モエ・ウハネ(夢見)やアカクウー(幻視)から始まり、星と共にある1年や月暦など、ハワイの歴史と神話がわかっちゃう一冊。フラもレイも神々に捧げるもので、土着の神を信仰する独特の文化はキリスト教の普及により様々なものが衰退した。この神への信仰と外国の宗教による土地の神の衰退はまるで日本に似ている。書肆侃侃房の本6冊目。2012/03/20
fukura
1
ハワイで癒される。2010/11/17
みこれっと
0
ハワイの土着的な思想や信心、宗教的なベースをとても丁寧に現している本。ただ、神話のお話は登場する人物が複雑で一度に解読出来なかった(笑)ありきたりのハワイの観光やショッピングのことではなくてもっと根本的な民族としてもハワイアンを知ることが出来ます。やたらとスピリチュアルと言う言葉が出てきますが、そこまで電波っぽくないです(笑)むしろ自然なことと思えます。2017/11/26
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- 和書
- すいかちゃんだったり…