内容説明
未完成。24歳。人生の迷子になったカメラマン。この街で探してたものは、何だっけ?ちっぽけなのは、世界か、自分か。自分の人生、このまんま後悔したまま終わるのか。だから、僕は旅に出る。旅の終わりに、僕の進む道があると信じて。ただ一度の人生の、主人公は、誰だ。
目次
1 自分は、何を失くしていたのか?
2 自分はなぜ、ここに来たのか?
3 自分にいらないものは何か?
4 自分の大切なものは何か?
5 自分の居場所はどこにあるのか?
6 自分は、どこへ歩いていきたいのか?
著者等紹介
柏田哲雄[カシワダテツオ]
1988年、大阪生まれ。大学在学中に旅とカメラに夢中になり、以後、バックパックとカメラを持って海外を転々と放浪する。オーストラリア放浪中にシドニーの日系雑誌に旅の写真が連載されたのをきっかけに、photographerへの道へ(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
書の旅人
11
先日、ポレポレの丘わんぱく村が閉幕しました。正直、始まるまでは、もっと地味なイメージでいたのですが…。それは大きな間違いで、私は打ち上げが終わるまで、圧倒され続けていました。イベント中から、早くこの本が読みたくてたまらなくなり、何故そう思ったのか、頁を捲るたびに答えはそこにありました。ポレポレのメンバーも、この本に出てくる旅人たちも、しっかりと大地を踏みしめているのです。凡人な私では、上手く言葉に出来ませんが、自分を持っている人は、やはりみんな素晴らしい。故郷を離れ、伊那に移り、新しい人たちとの生活が始ま2017/10/16
あすなろ
10
心に響く言葉がたくさんありました。「しなきゃいけない事」じゃなくて「自分で選んだ事」。少し前へ進めた気がします。 「毎日がつまらない」「自分の人生こんなものか?」と思っている方にはオススメの本です。2013/08/26
あすなろ
7
毎日がつまらないとか、なんか疲れたなーと感じた時にこの本を読むと元気が出るし、奮い立たされます。一日一日を大切に過ごそうと思います。2013/10/09
miso
5
今の私にとって、心に響くことばがたくさんありました。自分で選んで自分の物語を作っていかなきゃ、って思った。私の本はまだ白紙だし、始まりに過ぎないんだなあ。2013/05/25
73
3
心で読んでみようと思って読んだ本です。 理屈なんかないのです、彼らはただただかっこいい!写真に写る姿、誰もが、ステキ。 自分の人生のページ、空白が多いのは、つまらない!2013/05/26