内容説明
オーケストラはなぜ黒字を維持することが難しいのか?直面する経済的課題と対応する戦略を、データにもとづき統合的かつ詳細に分析する。
目次
第1章 オーケストラの黒字と赤字
第2章 なぜ黒字を維持することが難しいのか
第3章 コスト病か景気循環か
第4章 オーケストラ財務の諸相
第5章 聴衆を求めて
第6章 アーティスト経費とその他の経費
第7章 オーケストラへの政府支援
第8章 オーケストラへの民間支援
第9章 オーケストラの寄付財産と統制
第10章 外国のオーケストラ事情
第11章 オーケストラの未来に向けて
著者等紹介
フラナガン,ロバート J.[フラナガン,ロバート J.] [Flanagan,Robert J.]
スタンフォード大学大学院公共経営学研究科にて、国際労務経営学および政策分析の分野で松下幸之助基金名誉教授、また公共管理プログラムのディレクターを務めた
大鐘亜樹[オオガネアキ]
上智大学法学部国際関係法学科卒業後、株式会社住友銀行(現・三井住友銀行)に入行、たまプラーザ支店長、中山支店長、大和ネクスト銀行取締役(出向)、株式会社OMA取締役等を経て、現在裏千家茶道教室阿佐ヶ谷不二庵主宰。東京大学大学院人文社会系研究科文化資源学研究専攻修士課程修了(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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manabukimoto
3
オーケストラという存在が、昔も今も経済的課題(ずっと赤字)を抱えている。アメリカではオケの消滅という事態が起こりつつある一方、アメリカ以外ではオケ消滅の事例がないのは、公的支援による収入の割合が多いから。 アメリカでは、理事会を拡大し、理事が巨額の寄付を行うことで運営が成り立つ。チケット収入、民間寄付と同様に資産運用も行われ、演奏外収入の一翼を担っている。 全公演満席でも黒字にはならないというオーケストラの根本的な問題。成り手の飽和と(低賃金がまかり通る)、聴き手の減少。確かに危機である。 大阪公立大蔵書2024/03/19
Go Extreme
1
演奏所得ギャップ コスト病 生産性停滞 観客減少 給与上昇 協約硬直性 マーケティング限界 寄付効率低下 エンダウメント不足 政府支援減少 民間寄付増加 チケット値上げ 逓減利益 構造的赤字 資金調達増加 投資成果ばらつき 地域特性依存 競争関係 ヨーロッパ助成 米国民間モデル 支出急増 個人寄付拡大 企業寄付停滞 財団寄付 聴き手構成 複数戦略必須 演奏会増加 単位観客数低下 戦略単一化の危険 経済安定実現 支出成長抑制 収入多角化 基金課題 文化選択の違い2025/11/23
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1
芸術では労働生産性が上がるわけではないのに、演奏費用は容赦なく上昇する。 フランスはほとんど公的支援。他の国と比べてもアメリカの方が赤字が小さいのは、公的支援のモラルハザード?2025/06/13
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