出版社内容情報
峯村 敏明[ミネムラ トシアキ]
著・文・その他
目次
第1章 近代絵画の行方(媒介の絵画;マティスの墓 ほか)
第2章 励起する物質的・空間的想像力(イヴ・クライン―天才の航跡;イヴ・クライン―このモノクロームの灰と焔 ほか)
第3章 「空間主義」の虚実(泉なるフォンタナさまへ;ニュートンとハイゼンベルクの両空間を生きた芸術家 ほか)
第4章 反近代という孤独(デ・キリコによるデ・キリコ展;到着と出発の間の絵画、または港の心理学 ほか)
著者等紹介
峯村敏明[ミネムラトシアキ]
1936年長野県生まれ。東京大学文学部仏文科在籍中、アンドレ・マルローの芸術論に強い影響を受ける。卒業後、入社した毎日新聞社の事業部で古今東西の芸術遺産に親しんだが、1967~68年のパリ留学で現代美術に開眼。1970年同社主催の画期的な東京ビエンナーレ’70の組織・運営に携わった後、退社。フリーランスの批評活動に入る。内外の近・現代美術を論ずる傍ら、パリ、サンパウロ、インドなどの国際美術展に関与(1971~97年)、テレビ番組制作(1976~81年)で欧米各地を取材する間に、知見を深めた。1979年から2006年まで多摩美術大学に勤務。2012~17年国際美術評論家連盟日本支部会長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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