内容説明
日本全国にはそれぞれの地域で育まれた、デザイン「知」、ものづくり「知」がある。中央と地域のデザインの現場、大学教育、研究に携った著者が、自らの経験から書き記す地域デザイン史編纂の魅力。
目次
第1章 地域デザイン―もうひとつの主役の時代(地域へのめざめ;歴史へのめざめ)
第2章 地域デザイン史の編纂―その意義と方法(地域デザイン史編纂の意義と特徴;地域デザイン史編纂の方法)
第3章 デザイン「知」、ものづくり「知」の宝庫(宝庫の扉を開ける;テーマから宝庫を見る)
第4章 地域デザイン史から見る近代デザインの様相(地域における近代デザイン発生の状況;地域における近代デザイン展開期の状況;地域デザイン史に見る今後の「展望」)
著者等紹介
澁谷邦男[シブヤクニオ]
東海大学名誉教授。北のデザイン研究所主宰。日本デザイン学会名誉会員、芸術工学会名誉会員、日本インダストリアルデザイナー協会名誉会員。1940年に東京に生まれる。1963年千葉大学工学部工業意匠学科卒業。1963~1970年日産自動車設計部勤務。1970年テクネデザインを友人と設立。1970~1984年東海大学教養学部で教鞭を執る。1984~2002年北海道東海大学芸術工学部教授、学部長、大学院設立研究科委員長を歴任。2002~2006年札幌市立高等専門学校校長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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