目次
総論 地域モビリティ問題の本質―求められる俯瞰的総合
第1部 転換期の地域モビリティと未来へのデザイン再構築(目指すべき地域社会と地域モビリティ;モード・路線再編による再構築;地域公共交通の現場で何が求められているのか?―キーワードは「適材適所」;まちづくりからみた再構築;情報技術による再構築;車両技術による再構築;災害・防災から地域モビリティを捉えなおす;SDGsで活かす交通権確保の道筋)
第2部 地域公共交通を支える現場の最前線から(日本の地域公共交通をサステナブルに維持する方策と課題;地域公共交通のCX・DXと再編が地域を救う;地域公共交通が果たす都市の持続可能性)
調査報告 「公共交通経営実態調査」に見る新型コロナ災禍の影響
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
maki
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目先の議論の前に先ずこの本を1冊是非読んでほしい。地域の移動の本質・課題の本質が見えてくる。2024/02/29
kentake
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昨年の春以降、コロナ禍により全国の公共交通機関の利用者が激減し、交通事業者はどこも経営の悪化に苦しんでいる。その影響は予想外に長期化し、その間にテレワークの推進など人々の行動様式が変容し、コロナ禍が過ぎても需要は元に戻らない状況にある。 特に地方都市圏において公共交通を担う交通事業者の多くは経営の危機に瀕している。このままでは地域交通が崩壊するとの危機感から、各方面の専門家が地域モビリティ再構築の必要性を強く訴えている。 特に第二部で展開されている、公共交通政策の転換の必要性には深く賛同する。2021/09/08
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