内容説明
「知るとは即ち生きる事である」と繰り返した小林の真意とは―。気鋭の若手評論家が、小林秀雄『考えるヒント』を手がかりに、思想史をたどりながら、学問・知性・時代・政治・職業について、考える。
目次
学問を考えるヒント(異国経験;ひたすら言を学んで、心に問う ほか)
知性を考えるヒント(人間の理性;懐疑 ほか)
時代を考えるヒント(虫の居所;知行合一 ほか)
政治を考えるヒント(政治の非人間化;イデオロギーの時代 ほか)
職業を考えるヒント(プロフェッショナル;心眼 ほか)
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- 和書
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