内容説明
森羅万象の“循環”のうちに自らを置き、“非僧非俗”の立場からあらゆる倫理に向き合った、詩人・哲学者の、清冽な魂をたどるベスト・コレクション。
目次
第1部(詩・火を焚きなさい;太郎に与える詩;悲の道(抄)
聖老人―父と母に ほか)
第2部 (ひかり;真理の森に踏みこむ;娘の出発;千四百万年という時間 ほか)
著者等紹介
山尾三省[ヤマオサンセイ]
1938年東京神田に生まれる。早稲田大学文学部西洋哲学科在学中に60年安保闘争に参加、のち大学を中退。1967年「部族」と称する対抗文化コミューン運動を起こす。1973年インド・ネパールの聖地を一年間かけて家族とともに巡礼。1977年一家で屋久島の一湊白川山に移住。以降、耕し、詩作し、祈る暮らしを続ける。2001年8月28日逝去(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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