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連篇累食

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  • サイズ B6判/ページ数 218p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784901978590
  • NDC分類 596.04
  • Cコード C0095

内容説明

齢56歳、自炊をはじめて早3年。大胆にも「そろそろ料理に慣れてきた」と自負する著者。「本」をきっかけに、さまざまな「うまいもの」を実際に作ってみながら書き上げた、出たとこ勝負よろよろエッセイ。

目次

父のすいとん
哀愁の稲荷寿司
お弁当の至福
母の雑煮
ドライカレーの真実
牡蛎との遭遇
白菜漬けに挑戦
わが青春のお好み焼き
京都久在屋の豆腐
缶コーヒーを飲む
コロッケを食べに行く
主夫体験記
ほろ苦さと茶碗蒸し
サンドイッチの幸せ
赤飯の記憶
喫茶店とジャガイモ料理
二子玉川のハンバーグ
番外編 手打ちパスタでペペロンチーノ

著者等紹介

目黒考二[メグロコウジ]
1946年東京生まれ。76年「本の雑誌」を創刊。ミステリ評論家・北上次郎と競馬評論家・藤代三郎としても多数の著作がある
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

緋莢

18
大腸ポリープの摘出、『本の雑誌』発行人の座を降りて、フリーとなり、仕事場を作った事で「自炊」をするようになった著者。買い物も楽しい、野菜を切るのも楽しい、今晩の食事は何にしようかと考えると、心躍るものがある。そんな著者が本の中に登場する様々な「うまいもの」を、実際に作ってみようと決意。作ったものは「稲荷寿司」、「お好み焼き」、「サンドイッチ」、「茶碗蒸し」、「ハンバーグ」など。その過程と結果を書いたエッセイ。2016/07/11

niaruni

2
「未来が未定であることの至福が、おそらくはあの大皿に載っていたのだ」だから過去に食べたものを今になって食べてもそれほど美味しくはないのか……舌が大人になったからと思っていたけれど。食に関するエッセイなのに、なんだかほろ苦くてちょっぴり切ない青春小説を読んだみたいな気持ちになるのは、読むほうに似たような体験があるからかもしれない。2015/01/12

春ドーナツ

1
担当編集者が毎回テーマに合った本を目黒さんに渡したのか、 あるいは、目黒さん自身が引用する本を選んだのか。 定かではありませんが、とにかく衝撃を受けたのは 目黒さんが村上春樹氏の本を3冊も引用している!!! ということであります。2015/07/25

みつひめ

0
目黒さんの自炊とそれにまつわる思い出、そして当然そのメニューが関係ある本の抜書きでできている。たしか、この本の版元さん、倒産しちゃって、生まれて初めて原稿料だか印税だかをもらいそこねた、とどこかに書いていた記憶が…。2010/09/09

sawa

0
☆☆☆☆ それぞれのメニューに関連した本が紹介されてるのが、さすが目黒さんでおもしろかった。2010/07/08

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