ゲッサン少年サンデーコミックス とある飛空士への追憶 〈２〉

小川麻衣子/犬村小六

小学館（2010/06発売）

• サイズ コミック判／ページ数 188p／高さ 18cm
• 商品コード 9784091223609
• NDC分類 726.1
• Cコード C9979

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[exsoy]

絶望的な状況からの生還。ファナとシャルル、このふたりの身分の差があるからこそ、「同じ人間」の言葉が刺さる。

2017/05/07

[とら]

この”シエラ・カディス群島”の辺りのエピソードが一番良い雰囲気の様な気がするなあ。心の変化が見て取れるって時期が、一番楽しい。色々と迷いを吹っ切って、何かを決心して、何か一つのものに向かって前進してゆく―様になることはとても良いことだけれど、まあもう定まっちゃってる訳だから、見る分には迷いとかがあってくれた方が楽しいのである。何かが定まったら、目標が決まったら、もうほぼ達成したに等しいのだから（←ただしフィクションの世界に限る。現実はそう上手くいかないかもしれない…）。終わりが近いと言うことである。

2014/10/05

[SAITO]

小説では充実していた内情描写を漫画で描くには限界がある。だから展開がやや早く感じるのだし、ファナの気持ちの移り変わりに付いていけないのだろう。だんだんとファナの描き方がデフォルメチックになるコマが多く現れ、可愛さを強調していた。おかげでシャルルは惚れちゃった理由も強くなったのは漫画でこそできる業だと感心した。

2010/06/18

[ケーニヒ]

いきなり読者サービス！と、思ったら…、いきなり地獄が出現。しかもどう考えても絶体絶命…、しかし！こっからの覚醒。群がる敵機を圧倒的な強さで振り払う。しかもそんな中互いの心を通わす二人、最下層の身分の主人公に次期后妃が言った、「あなたと私は同じ人間よ」のシーンが堪らなくカッコいい!!これ以上のネタバレは止めます。巻末のオマケ４コマは、思わず納得。慣れてなかったらそうなるよね。後「ホタテの燻油漬」まだあるのかな？食べてみたい♪

2013/11/02

[スノー]

空戦でハラハラ。２人の会話でほのぼの。

2013/05/31