内容説明
自然言語が知識情報処理の中心と考えた場合、経験によって作成された技術だけでなく、現在の言語理論の流れをもとにした技術を開発していくことが重要であろう。本書は、計算機側の人達のこうした必要性に答えるために、さらには、言語学の領域の人達以外の、人工知能や認知科学の研究者、学生に、最新の言語理論や、言語理解システムのインプリメンテーションを紹介するためにまとめられたものである。
目次
第1章 言語理論の新しい動向
第2章 論理型言語による自然言語へのアプローチ
第3章 状況意味論
第4章 ユニフィケーション文法
第5章 句構造文法と状況意味論との融合の試み
第6章 談話理解への応用
第7章 Prologによる自然言語処理の関連文献