目次
第1章 当事者と援助者がともに地域に生きる「自立支援」の試み(生活保護・釧路の現状;自立支援プログラムへの取り組み―モデル事業始まる ほか)
第2章 自立生活支援員として働いて(自己肯定感・自尊意識の回復を目指して;「自分で選ぶ・決める」ということの大切さ ほか)
第3章 「自立支援プログラム」の実感―委託事業所・参加者・生活福祉事務所の声(生活保護受給者をボランティアとして受け入れてみて;参加者の声 ほか)
第4章 自立支援プログラムを使ってみてケースワーカーに聞く(「自立支援プログラム」の始まったときの印象は?;今はどのような印象ですか? ほか)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
kotte
14
釧路市は自立支援プログラムを活用して生活保護受給者に寄り添った対応を行い、全国的に有名です。経済状況が極めて悪く、生活保護受給者が多い釧路市ですが、本書に書いてあるような取り組みで生活保護受給者の社会参加のきっかけを作ることができています。他の市町村も参考になる事例が多数存在しているので、水平展開が図られるといいのですが、そう上手くはいかないんでしょうね。2017/04/16
ケンジ スギモト
2
福祉事務所単体で出した本はこれが初めてではないかと。先駆的福祉のヒントが満載です。2011/03/19