内容説明
現代社会において、子どもの運動不足が指摘されてから久しいのですが、その傾向はますます進み、体力・運動能力の劣った子どもの比率が増えています。肥満の子ども、転倒しやすい子ども、骨折しやすい子ども、長く歩けない子ども、ちょっと走っただけで息が上がってしまう子ども、こんな子どもが目につきます。そんな子どもを増やす環境をつくってきたのは、私たち大人ではないでしょうか。最近、「子どものときの運動が一生の身体をつくる」という事実が大規模な縦断的研究で明らかにされました。成人になってからでは手遅れなのです。子どもたちが健康な人生を送れるように導くのが私たちの責任です。本書は、そのための理論と指針を示すことを目的に生まれました。
目次
“たくましい”身体
低年齢が“巧みさ”の獲得に有利
身体が大きくなる時期に“ねばり強さ”を獲得
成長の最後の段階で“力強さ”を獲得
トレーニングは年齢に応じて行う
“体力”の低下傾向
21世紀は筋肉の時代
子どもへの運動指導の実際
運動できる環境
栄養と水分の補給
だれもがエリートスポーツ選手にはなれない
幼いころからのスポーツ指導が決め手
生涯スポーツ
子どもに影響する親の運動習慣
著者等紹介
宮下充正[ミヤシタミツマサ]
東京大学教授、東洋英和女学院大学教授、放送大学教授を経て、首都医校校長、東京大学名誉教授。(社)日本ウオーキング協会名誉会長、日本市民スポーツ連盟会長、国際市民スポーツ連盟副会長、(社)日本フィットネス協会会長、(財)日本水泳連盟参与、(社)全日本ノルディック・ウォーク連盟会長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。



