内容説明
地域にも遺伝子がある。それは歴史と風土から生まれ、そこに暮す人々によって継承される。その遺伝子をみがき、自分達が住む豊かな地域をつくる。ミニ東京化、ハコモノと化した従来の都市づくりの手法、コピー・クローン化された画一的な都市計画指向を捨てて、スローライフ運動といったゆったりした、ゼロのサービス、マイナス経済成長を視野に入れた未来の地域づくりを提言する。
目次
豊かな国をつくる―地域の思想・哲学から
地域に生きる喜び―幸せな循環
地域の遺伝子をみがく―つくる楽しみ
著者等紹介
内山節[ウチヤマタカシ]
1950年生まれ。哲学者、NPO「森づくりフォーラム」代表理事。群馬県上野村と東京の二重生活をしながら、地域と風土に結びついた発想、思想の大切さを訴える
出島二郎[デジマジロウ]
1944年生まれ。マーケティング・プランナー。「フードピア金沢」基本構想策定・92年まで総合プロデュースを担当
中谷健太郎[ナカヤケンタロウ]
1934年生まれ。亀の井別荘主人、ゆふいんグリーンツーリズム研究所主宰。東宝撮影所に入社、稲垣浩などのもとで助監督を務める。ゆふいん音楽祭、湯布院映画祭などを次々と企画、82年サントリー地域文化賞、98年溝口薫平氏とともに交通文化賞を受賞
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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