アール・ヌーヴォーの華麗なファッションイラスト

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  • サイズ B5判/ページ数 125p/高さ 25cm
  • 商品コード 9784766124880
  • NDC分類 593.36
  • Cコード C0071

内容説明

かつて歴史上に登場した女性服のあらゆる様式が、驚くほど順当な周期を描いて登場してくるなか、アール・ヌーヴォーだけはこれらの枠外に位置する目新しい画期的な新生様式だった。それは「装飾のみを生命とした最初にして最後の様式」。他のどんな時代にもない、アール・ヌーヴォー期ならではの画期的で、見るだけでうっとりする華麗なファッションイラストを多数収録。

目次

アール・ヌーヴォーの華
ファッション・プレートとは
ファッション・プレート案内
アール・ヌーヴォーについて
世紀末の服飾
プレート

著者等紹介

石山彰[イシヤマアキラ]
1941年東京美術学校図案科卒業。1942~1946年第二次世界大戦に参加。1951年東京芸術大学美術学部講師。1954~1970年お茶の水女子大学講師、助教授を経て教授。1970年文化女子大学教授。1977年現在文化女子大学図書館長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ヒロミ

46
19世紀の最後の四半世紀に花開いたアールヌーヴォースタイル。そのファッションプレートを集めた一冊。これでもかとドレス&フリル&コルセットですよ。お姫様の世界。アントワネット様がゴージャスな螺旋階段をゆっくり降りてくるイメージですよ。デニムがないならドレスを着ればいいのにですよ。アール・デコのバージョンの方を先に読んでいたためその違いに唖然。イラストのタッチもどこかクラシカルでくどい。こんなコルセットとか無理。アールヌーヴォーは労働とは無縁の上流階級の服なのだなあといちプロレタリアートとしてしみじみ思った。2016/11/19

ソバージュ

10
図書館本。19世紀のファッション・プレート集(銅版手彩色の服飾図版)。ひだ寄せしたりヒップの膨らみが大きなトゥールニュールから背中側が タイトになったS字形シルエットへの変遷がよく分かり、高価な布地をたっぷり使用した豪華な衣装が眩いが、コルセットで締め上げられた細い細いウエスト姿が続き、こちらまで胃が締め付けられ苦しくなってきて何度ページを開いてもすぐにギブアップ。パラ見になってしまいました。2020/10/07

もっちゃか

9
全てのイラストがカラーなので、見応えがありました。巻末の解説もわかりやすく、楽しめました。2013/09/13

かっぱ

4
イラストひとつひとつについて巻末に文章解説があり、「この袖の部分はこう呼ぶのか」など勉強になる。2014/06/17

及川まゆみ

1
ちょうど探していた時代のドレスが盛りだくさんで歓喜。この後にデコが続くので、そちらもよかった。それにしてもこの変化の流れが面白い。オールカラーです。2014/03/28

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