内容説明
若き沫若が母国の両親へ宛てた書簡から、大正時代の日本が見えてくる。中国から眺めた日本、そして日本から眺めた中国とは。
目次
初めて故郷を出て 四通
東京と第一高等学校 二十八通
第六高等学校 二十四通
九州帝国大学 十一通
著者等紹介
大高順雄［オオタカヨリオ］
１９３１年８月大阪に生まれる。１９４９年３月第六高等学校文科丙類終了。１９５４年３月東京大学文学部仏文学科卒業。１９５９年６月パリ大学文学部大学院終了（Ｄｉｐｌ＾ｏｍ´ｅ ｄ’´ｅｔｕｄｅｓ ｓｕｐ´ｅｒｉｅｕｒｅｓ ｄｅｓ ｌｅｔｔｒｅｓ ｍｏｄｅｒｎｅｓ）。１９５４年４月岡山大学助手、次いで講師、助教授。１９６６年１０月大阪大学教授。１９９４年４月関西外国語大学教授。２００４年４月大手前大学教授。文学博士、フランス国博士、大阪大学名誉教授
藤田梨那［フジタリナ］
１９５８年、天津に生まれる。１９８０年８月来日。婚姻により藤田梨那と改姓。１９９４年３月二松学舎大学大学院博士課程修了。清泉女子大学、ついで二松学舎大学非常勤講師を経て、２０００年４月国士舘大学助教授、東京工業大学非常勤講師として現在に至る。文学博士
武継平［ブケイヘイ］
１９５７年重慶に生まれる。１９８２年３月復旦大学外国文学系卒業。１９８５年３月中国社会科学院大学院修士課程（日本近現代文学専攻）終了。１９９９年３月九州大学大学院比較社会文化研究科博士後期課程修了。１９８５年３月四川外国語大学日本語言文化系講師、ついで助教授、１９９１年１１月九州大学助教授。２００５年４月立命館大学常勤講師。文学修士、比較社会文化博士（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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