内容説明
いつも同じパターンを繰り返していませんか?“フェミニテ”が女性を変える。パリ在住の日本人精神分析家からの贈りもの。
目次
第1章 「女であること」に不満を持つ女たち
第2章 不倫をする女たち
第3章 貢がせる女・貢ぐ女
第4章 「受け身」に抵抗を感じる女たち
結び ならば、基本的にどうしたらいいの?
著者等紹介
那須恵理子[ナスエリコ]
精神分析家。プノンペン(カンボジア)生まれ。幼少時代をブリュッセル、パリで過ごす。東京リセ・フランコジャポネ校にてバカロレア取得。国際基督教大学人文科学科卒業。渡仏後、精神分析を始める。パリ第七大学心理学科臨床心理療法士の国家資格取得。精神分析家としてパリ13区に診療所を持つかたわら、パリの国立病院で心理療法士として活動し、現在に至る。フランス精神分析界をリードするラカン派の組織のひとつ、Association Lacanienne Internationale(国際ラカン派精神分析協会)のメンバー
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感想・レビュー
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図書館で。フランス女性はどんな恋愛を専門家に相談するのかと思ったら、著者による愚痴本…のように感じられた。無意識なんてあるかないかわかんないもんをある前提で進む話、特に夢分析を大真面目にやってる辺り「こじつけでは」と思ってしまい、私とは相容れなかった。そういう視点もあるんですよ、という程度で、理屈をつければとりあえず安心するから理屈をつけにいくんだろうな、て女性たちの話を読んでて思った。バリキャリ女性が多いのも頷ける。文章のプロでもないから、論文のようで面白くもなく、残念でした。2019/07/10