内容説明
不気味な生物、よどんだ表情、暗澹たる風景、謎に包まれた制作過程etc、美しい名画の裏に隠された戦慄と恐怖のエピソード。
目次
1 悲哀
2 憎悪
3 狂気
4 絶望
5 謎
6 虚飾
7 自画像
著者等紹介
桜澤麻衣[サクラザワマイ]
文筆家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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chatnoir
8
絵を本当の意味で見るには幅広い知識が必要。宗教、歴史、文化、etc。ボッティチェリのヴィーナスは肺結核患者の風貌って言うのが面白かった。胸が窪んで肩が下がっている。でも、モディリアーニもそんな感じの女性を描きますよね...。表紙のブロンツィーノの愛の勝利の寓意は『エロイカより愛をこめて』の読者にはお馴染みの絵画(笑)2017/11/20
あすみ
3
絵画って難しい。人物の配置、衣装、色、小物に多くの意味があって初心者やそこまで詳しくない人には解説がないと分からない。さっくり解説してあるから読みやすい2016/06/22