出版社内容情報
身体パフォーマンスを上げる!
精神エネルギーを上げる!
全部“歩く”から!
歩きを変えると人生が変わる!
ヨーガ行者は知っていた。“速く歩く”ことには、身体と精神の“正解”がある!
ヨーガが導く“歩く瞑想”とは?
“速く歩く”を追究する。これだけで人間力が上がる!?
歩くことが合理的にできれば、高度な身体操作も向上する。
心の向かう先も変わってくる。
すべてのベース「歩行」から見えてくるヨーガの深淵な身心法!
「歩く」ことが瞑想に適していることはあまり知られていない。
しかし、散歩していると良いアイデアが思い浮かんだりするのは誰もが経験があるはず。
ヨーガ行者にとっても「歩く」ことの追究は重要なテーマであり、優れた行者は1日に160キロも移動するという。
ヨーガは言わば「合理的身体の追究」であり、その根源が「歩く」ことに集約されている。
合理的に歩けなければ必要な移動もかなわないし、当然「瞑想」にもならないのだ。
「歩く」ことが合理的にできる、という事は、スポーツで身体パフォーマンスを上げたい、という方にとっても重要になる。
無駄な力を抜いて、身体を最大稼働させるということの追究は「合理的に歩く」ことができなければ始まらないのだ。
その意味で、身体パフォーマンスを上げたい人にとってヨーガの合理的身体の追究は大きな手がかりとなる。
また、「一生、健全に歩きたい」と願う方も多いだろう。
老齢になってもスタスタと速く歩ける人は、合理的な歩き方が身についているからに他ならない。
歩き方が偏っているばかりに身体をすり減らせてしまっている人は少なくない。
「歩く」という行為は誰でもできることだけに、「癖」も入り込みやすいし、個人差が大きく出るところでもあるのだ。
本書は、ヨーガの第一人者である成瀬氏が、「合理的に歩く」「速く歩く」をテーマに、それを実現するためのヨーガの実例、ヨーガにまつわる逸話、考え方、独自の歩法鍛錬法を盛り込みながら、自然に「自分を高める歩き方」を実現させてくれる一冊。
歩くことが上手くいくと、それで気持ちを向上させる効果がある。
生きることそのもの、と言っても過言でない行為「歩く」をとことん見据えた、かつてなかったHow to本が誕生した。
【目次】
CONTENTS
●第1章 速歩は「歩く瞑想」 歩くことでもたらされる精神的効用
1 瞑想とは?
2 歩く瞑想の身体的精神的効用
3 観察力を養う
4 集中力とは
5 歩数を数える
6 速歩は「歩く瞑想」
●第2章 1日160キロ移動するヨーガ行
1 チベット仏教の瞑想法
2 チベットの空中歩行
3 奇跡の聖者
4 危険を回避する
5 ルンゴムを活用した「速歩」
●第3章 ヨーガと身体
1 ヨーガの発祥は?
2 古代から伝わるサンスクリット語
3 アーサナという名前に意味がある
4 スカ・アーサナ(安楽坐)
5 身体を動かすとどうなるか?
6 バラドヴァージャ・アーサナ(バラドヴァージャ聖仙のポーズ)
7 視線の移動について
8 空間認識能力
9 バランス能力の必然性
10 直立坐(タラ・アーサナ)
11 ガルダ・アーサナ(ガルダ鳥のポーズ)
12 ヨーガで身体可動性が拡大していくプロセス
13 ヨーガは身体を最大発揮させようとするもの
14 三点倒立の練習型
15 シールシャ・アーサナ(頭立ちのポーズ)
●第4章 あなたは足で物を掴めるか? 足指を使うと起こること
1 足の指を使う
2 足指を反らす
3 つま先立ち
4 足の握力を計測する
5 足指パッチン
6 足指速歩
●第5章 ヨーガが一生続けられる理由 誰もが歳とともに身体と動きが劣化してしまう理由
1 現代日本では誰もが知らず知らずのうちに「使わない部分」が増えていく
2 クセの有効活用
3 力の抜き方
4 「使わない部分」から「使えない部分」へ
5 薬指を伸ばす
6 腕を上げる動作
7 ゴームカ・アーサナ(牛の顔のポーズ)
8 やればできる
●第6章 合理的な身体運動とは何か? 速歩の原則
1 速歩って何?
2 前方に意識を向けて歩く
3 歩数のバリエーション
4 上手に身体を使う
5 上手に歩くには
6 力を抜いて歩く
7 重心を下げる
8 言語化する練習
9 3原則をうまく使う
10 呼吸を整える
●第7章 人生が活性化する日常生活の基本
1 ビッグデータから知る
2 室内では立とう
3 サッと立つ
4 椅子から立ち上がる
5 床から立つ
6 室内で移動する
7 意識して歩く
8 外に出ようと意識する
9 少し速く歩く
10 足首を柔軟にする
11 ヒザを伸ばす
12 股関節を柔軟にする
●第



