けんびきょうでわかった!いきもののスゴイ能力

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  • サイズ B6判/ページ数 192p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784901841573
  • NDC分類 460.72
  • Cコード C0095

内容説明

注射針にも応用された、刺されても痛くない蚊の針のしくみ、最強の花粉対策でミツバチの目には毛がボーボー、黒くて強そうなクマバチの毛はキュートな三つ編み、『森の宝石』モルフォチョウを青く見せる鱗粉の構造、刺してえぐってはさんで殺すカマキリのカマの最強デザイン…etc。いきものたちが生き残りをかけて獲得した驚くべき能力が、電子顕微鏡によって明らかになる。

目次

第1章 いきものたちの必殺兵器(昆虫界最強のギャング、一撃必殺の毒針―スズメバチ;刺した相手の神経を破壊、地球最後の毒針ホルダー―サソリ ほか)
第2章 いきものたちの超能力(尻から出るフェロモンで自分と仲間を救う!―クロヤマアリ;最強の花粉対策で目から毛がボーボー―ミツバチ ほか)
第3章 いきものたちの小さな美世界(マスカラはいらない!昆虫界一のバサバサまつ毛―オオセンチコガネ;害虫から葉を守るための小さなまきびし搭載―ウツギ ほか)
第4章 害虫たちの奇妙な素顔(濡れ衣で嫌われるサイバー顔のハエ―キノコバエ;ハエが手を合わせる本当の理由―ショウジョウバエ ほか)

著者等紹介

戒能洋一[カイノウヨウイチ]
1955年愛媛県松山市生まれ。松山南高校卒業後、東京農工大学植物防疫学科へ。修士課程の後、日東電工(株)技術研究所にて性フェロモンの研究を行う。1983年より筑波大学大学院博士課程にて、「寄生蜂の寄主発見行動の研究」で学位を取得。その後筑波大学に職を得た後も寄生蜂の行動に関する研究を続ける。筑波大学生命環境科学研究科准教授

阿達直樹[アダチナオキ]
1961年愛知県名古屋市生まれ。東京学芸大学地学科卒業。東京都大田区立貝塚中学校教諭。大島赴任をきっかけに主に伊豆諸島をフィールドとして活動。日本産ミヤマクワガタの亜種イズミヤマクワガタ(Lucanus maculifemoratusadachii Tsukawaki)を発見し献名される。ミクロの世界にも興味を持ち、昆虫、植物、プランクトンなどを走査型電子顕微鏡で撮影し、教材用としてインターネットで600点以上の画像を公開中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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金監禾重

6
時に集合体恐怖症状と闘いながら、美しさと不思議を楽しんだ。イカの爪、ウニの機械のような口、ツルツル甲虫の交尾のための吸盤などなど。特に「刺す」工夫が興味深い。ただし不安も多い。文章と写真が対応していないのではないか、という部分が多々ある。専門知識がないので断定はできないが。監修は専門家、写真は中学校教諭ということだが、では文章は?2024/02/19

銀ちゃん

0
電子顕微鏡はやはり、視点が変わるね。2010/08/28

しっぽちゃん

0
【図書館】2010/06/25

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