失業と貧困の原点―「釜ヶ崎」五〇年からみえるもの

失業と貧困の原点―「釜ヶ崎」五〇年からみえるもの

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ A5判/ページ数 236p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784901793568
  • NDC分類 366.8
  • Cコード C3036

目次

第1部 日雇労働と社会保障(戦後日雇労働市場の形成とその流転―労働力流動化政策に追いつめられた日雇労働者;日雇労働あぶれ地獄と安心を保障していない「安全網」―大阪市内野宿生活者(路上生活者)8600人余が問いかけていること
日雇い労働者のセーフティネットとしての社会保障―日本最大の日雇い労働市場「釜ヶ崎」にみる構築と破綻)
第2部 ホームレス問題と公的扶助(ホームレスと人権保障―釜ヶ崎における公的扶助の役割;ドヤ街における公的扶助―東西比較論―山谷・寿と釜ヶ崎・笹島;公的扶助の辺縁グループ「住所不定者」への公的扶助の対応)
第3部 釜ヶ崎からの発信―大阪釜ヶ崎あいりん地区レポート(セーフティネットの修復は進んだか―長期不況・失職―ホームレス急増のもとで)
第4部 路上死の叫びを「無縁社会」へつなぐ(なぜ「路上死」か、公的扶助は無力なのか―大都市における行旅死亡人の語りかけるもの)

著者等紹介

上畑恵宣[ウエハタシゲノブ]
1932年1月台湾台北市に生まれる。1962年3月大阪府立社会事業短期大学(現大阪府立大学人間社会学部)社会事業科卒業。4月国立京都大学就職(医学部付属病院医療相談係)。1963年7月国立京都大学辞職。8月(財)西成労働福祉センター就職(職業紹介部・職業生活相談部)。1976年5月同紹介課長。1984年4月大阪府医師会看護専門学校講師(社会福祉担当)。1985年4月(財)西成労働福祉センター労働福祉課長。1988年4月労災課長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

最近チェックした商品