内容説明
訴訟必至!3つ星レストランは本当に美味いのか?創立以来100年、食通の頂点に君臨してきたグルメの聖典ミシュランガイド。その舞台裏を調査員が白日のもとにさらす。世界中で論議を呼び、裏で圧力がかけられた禁断の書。
目次
殿堂に足を踏み入れて
調査員の衣をまとい
途上にて
見習い期間
田舎をまわる
調査員の服装は?
女性万歳!
正体を隠して
決戦の前夜
オフィスでの狂騒の日々〔ほか〕
著者等紹介
レミ,パスカル[レミ,パスカル][Remy,Pascal]
フランス東部、スイス国境近くの都市ベルフォール生まれ。40歳。ヨーロッパで最も権威のある美食のガイドブック「ミシュランガイド」で16年間、調査員を務める。フランス中の店をまわり、レストランで取った食事は1万回にも及ぶ。その体験をもとに「ミシュランガイド」の内情を出版。これまで“公平かつ厳格”と信じられ、星の数が店の運命を左右するとまで言われる「ミシュランガイド」の格付けの実態を暴き、フランスで大変な物議をかもした
吉田良子[ヨシダヨシコ]
1959年生まれ。早稲田大学第一文学部卒。仏文翻訳家
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
キャロン
0
元ミシュラン調査員がその隠された内情を世間に暴露した本。 でも、裏ミシュランってくらいセンセーショナルでも悪意的でもなく、まぁそんなもんかなと思った。 2008/03/06
sukesan1984
0
ミシュランの調査員をしていたという著者がその実態を書いている。 そこここに、私は調査員だよ的なニュアンス、水戸黄門の印籠のように最後にオフィシャルカードを出してオーナーをひざまずかせて優越感を感じるような記述が多くてあんまりいい気がしない文章であった。 ミシュランの星がどう決まってるかという点に関しては、まぁそうだろうなぁという感じでもあって、意外性はそんなになかった。2018/10/14