内容説明
子どもにイライラをぶつけてしまうのは、なぜ?お母さんのイライラには理由があります。子どものころに満たされなかった「インナーチャイルド」が、お母さんの心の中で、癒されることを求めて泣いているのです。「インナーチャイルド」を慰め、癒してあげると、ふしぎなことにお母さんの中に眠っていた「おとな心」が目覚め、子どもに大きな心で包むことができるようになります―子育てカウンセリングの第一人者が、「インナーチャイルド」を癒して、「おとな心」の親になる方法を、誰でもできるようにやさしく書き下ろしました。
目次
第1章 しあわせは心のバスに乗って
第2章 ほほえみ返しの効用
第3章 気持ちの整理学
第4章 親は大きい・子は小さい
第5章 現実ベストの子育てを
第6章 おとな心の親心
著者等紹介
阿部秀雄[アベヒデオ]
東京大学教育学部教育心理学科卒業。千葉県保育専門学院講師、つくも幼児教室長を歴任するなかで、親と子の心をしっかり通い合わせる独創的なカウンセリングを創り出し、数多くの親子に幸せをもたらしている子育てカウンセリングの第一人者。現在、日本抱っこ法協会名誉会長、癒しの子育てネットワーク代表(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
まど
11
子育ての方法ではなくて、行き詰まったり苦しんでるお母さんの心に寄り添い軽くしてくれる本。真剣にお母さんのことを思っている阿部先生の思いが伝わってきました。子育てなんて放り出してしまいたいって人にオススメします。2010/09/13
めぐみ
2
本当にいい本だった。2018/12/12
おはる
2
客観視する視点を忘れずにですね。イライラにバスジャックされないようにします。2014/08/11
かなこた
2
タイトルは胡散臭いけど、パラパラと中を見て、「インナーチャイルドを癒しておとな心になる」という部分にひかれ、中古で購入。子どもは根っこで母親を想っているというのが、少し綺麗に書かれすぎている気もするものの、それでもなるほどと思った。子どもがわがままを言ったり暴れたりしてイライラするときこそ子どもの隠れた気持ちを汲んで受けとめたい、現実的に難しくても、頭の片隅に置いておいて心がけてみようと思えた。筆者が理想的な子育てを提案しつつも、理想をおしつけず、現実ベストな子育てをすすめてくれているのにも共感。2013/12/05
ユリ
2
期待していたものとちょっと違った。ノウハウとしては実行するのがちょっと難しいかなあって感じもした。なにより読んでいてテンションが上がらない。でも良いことはたくさん書いてあったので読んで良かったと思った。2012/11/20