内容説明
かしこいと評判のアーファンティは、となりの国からきた三人の男とちえくらべをすることに―。中央アジアから北アフリカにかけて、何百年も語りつがれてきたとんち話が、たのしい絵本になりました。
著者等紹介
ミアオウェイ[ミアオウェイ]
繆惟。1965年北京生まれ。中央工芸美術学院で装丁を専攻し、中国少年児童新聞出版総社でプロデューサーとして活躍。絵本に『ほんとに ほんと』(中国寓話絵本シリーズ)など
ワンホンビン[ワンホンビン]
王洪彬。1952年河南省生まれ。漢族。1986年解放軍芸術学院美術学部卒業。中国人民解放軍所属の画家として新疆ウイグル自治区に在住(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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やすらぎ
117
この世界には数え切れないほどの不思議がある。夜空に光る星の数はいくつ、地球のような星はどこにあるのか、なぜ私たちがこの星に生まれて知恵を持つようになったのか、正解はわからない。想像できたとしても、誰も明確な答えは知らないはず。それなのに、王様に呼ばれたアーファンティはすべてを答えてしまうという。あらゆる質問を軽やかにかわす面白さ。一休さんや即興なぞかけもそうだけど、瞬時に逃げ道という答えを導き出す能力は、限られた者だけに与えられたものだろう。勝つことはなくても負けることもない、その場を楽しむ、ちえくらべ。2026/09/01
たまきら
38
日本だったら一休さんか大岡さまの懐刀、池田大助といったところかしら。とんちがきく人って世界中どこでも重宝されているということですね。ロバの絵がかわいくてほっこりしました。2023/07/24
ヒラP@ehon.gohon
19
どことなく人を小ばかにしたようなアーファンティの姿は、一休さんのような達人とは別のキャラクターです。三人の知恵者の問に切返す姿もユーモラスに感じました。 ただ、アーファンティの答えにたじたじになるエピソードには、無理を感じました。2021/11/04
itokake
10
【読書で世界一周】中国の絵本、と思って開くと、あまりにも雰囲気が違う!表紙でなんとなくわかってもらえるだろうか。副題は「アーファンティのとんちばなし」、アーファンティもなんだか中国語っぽくない。先日読んだ『愚か者、中国をゆく』では、ウルムチ行の列車でがらりと乗客の顔ぶれが変わったことが書かれていた。漢人が消え、ウイグル族が増えた。つまり、顔が濃くなった。それをこの絵本で疑似体験してしまった。ウイグルに伝わるアーファンティの話は、別の場所ではエフェンディやホジャとして広く親しまれている。いやあ、中国は広い。2025/02/28
シャムネコさん
4
質問する側も正確な答えを知らない、根拠のない質問だ。それにはこう答えるのがいいということかと思った。2026/08/02




