内容説明
かしこいと評判のアーファンティは、となりの国からきた三人の男とちえくらべをすることに―。中央アジアから北アフリカにかけて、何百年も語りつがれてきたとんち話が、たのしい絵本になりました。
著者等紹介
ミアオウェイ[ミアオウェイ]
繆惟。1965年北京生まれ。中央工芸美術学院で装丁を専攻し、中国少年児童新聞出版総社でプロデューサーとして活躍。絵本に『ほんとに ほんと』(中国寓話絵本シリーズ)など
ワンホンビン[ワンホンビン]
王洪彬。1952年河南省生まれ。漢族。1986年解放軍芸術学院美術学部卒業。中国人民解放軍所属の画家として新疆ウイグル自治区に在住(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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たまきら
37
日本だったら一休さんか大岡さまの懐刀、池田大助といったところかしら。とんちがきく人って世界中どこでも重宝されているということですね。ロバの絵がかわいくてほっこりしました。2023/07/24
みつばちい
28
ホジャの話で似たのを読んだ記憶があります。でもこの面白さってわかりにくいような、、この出版社の中国の絵本はなかなか良いと思うので注目したいです。2021/09/03
ヒラP@ehon.gohon
19
どことなく人を小ばかにしたようなアーファンティの姿は、一休さんのような達人とは別のキャラクターです。三人の知恵者の問に切返す姿もユーモラスに感じました。 ただ、アーファンティの答えにたじたじになるエピソードには、無理を感じました。2021/11/04
あおい
11
隣町から3人の知恵者がどちらの国の人が賢いか知恵比べをしようとやってきた。ここはアーファンティの出番。とんちというか屁理屈でどんな相手も黙らせる…とんちでピンチを切り抜けるアーファンティはエペンディ、エフェンディ、ホジャ、ゴハと場所によって呼ばれ方が違うそうです。2024/02/24
こまさん
3
アーファンティは、隣の国から来た3人の男と知恵比べ。とんちをはたらかせて、うまくきりぬける!なるほど〜( ◠‿◠ )中国・アジアの一休さんですね。2022/05/18