出版社内容情報
《内容》 東洋医学の舌診法とは何を目的に如何に診るのかという本質を明快に提示した一冊。百聞は一見に如かずと言われながらも、しばしば難しいと言われがちな舌診法を、この一冊でかなり明確に理解することができる。
即ち東洋医学でいう寒熱・水・血の変化に伴う舌診所見の流れをカラー写真で図解、更に各所見に弁証の結果を記すのみならず、複合所見である舌診所見のどの所見を根拠として、如何に弁証するのかを記し、適応となる参考方剤を付す。
カラー写真は同一環境でプロカメラマンが同一環境で地道に撮影し続けたものを採用している。
《目次》
理法方薬について 5
四診の概要 6
舌診について 7
寒熱、水、血と舌診との関係 9
システムへの応用 10
舌診カラーアトラス
寒熱、水、血と舌診所見の一般的変化 12
●舌 色
青 舌 14
淡白舌 15
淡紅舌 17
紅 舌 18
深紅舌 20
●苔 色
白苔23
薄白苔 25
やや黄苔 27
黄苔 28
褐色苔 29
黒苔 30
●苔 状
厚苔 31
潤苔 33
薄苔 35
燥苔 36
少苔 38
無苔 39
●舌 形
肥大舌 40
歯痕舌 42
やや痩舌 44
痩舌 46
裂紋舌 48
●鵞血所見
鵞点 50
鵞斑 51
紫舌 53
舌下静脈怒張 55