出版社内容情報
現在、大学ではさまざまな形の問題解決学習やプロジェクト型学習(PBL)が導入されています。本書は、大学の授業や課外活動でおこなわれるPBLに取り組む際に役立つ、ワークプック形式のガイドとして構成されています。主に学部1年生と2年生、またはPBLの経験があまりない学生を対象としています。本書は関東学院大学の教員2名が執筆しており、一部は関東学院大学における社会連携やPBLの実例に触れていますが、基本的にはどの大学の学生でも使っていただける内容になっています。
本書が、皆さんのプロジェクトや学びを支えるとともに、社会とつながる学びの意義ややりがい、 そして責任を知るための一助となれば幸いです。
目次
第1部 準備編(社会と連携した学びとは;プロジェクトの準備1 チーム・ビルディング;プロジェクトの準備2 テーマの検討と事前調査)
第2部 実践編(プロジェクトの進め方1 社会を「知る」;プロジェクトの進め方2 社会を「みる」;プロジェクトの進め方3 社会について「考える」;プロジェクトの進め方4 社会に「働きかける」)
第3部 総括編(プロジェクトを「振り返る」)
著者等紹介
高木航平[タカギコウヘイ]
関東学院大学高等教育研究・開発センター准教授。大学職員等を経て、2024年より現職。徳島県生まれ。香港大学教育学研究科修士課程、東京大学大学院教育学研究科博士課程単位取得退学。博士(教育学)。専門分野は、高等教育論
吉田広毅[ヨシダヒロキ]
関東学院大学国際文化学部教授。常葉大学専任講師、准教授、教授を経て、現職。奈良県生まれ。国際基督教大学大学院教育学研究科博士前期課程を修了。専門分野は、視聴覚教育、協調学習(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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