目次
プロローグ “平和の創造”とは―新しい共同性と民主主義の構築
1 「平和」をめぐる思想史的断章(ヨーロッパ思想史における「平和」の位相;スピノザの平和論とホッブズ―近代初頭の政治的思考の現代性;アメリカ史における宗教と平和)
2 国際社会における“平和”へのアプローチ(地域の組織化―EU(ヨーロッパ連合)の試み
ユーロ出現の意味すること―欧州通貨協力と「平和」の創造
主権国家の組織化―国連という仕組み
人権の国際化―国際人権法の考え方)
3 市民相互間の“平和”の創造(安全と安心をめぐる行政と市民の対話―リスクコミュニケーションとは何か;民事紛争の解決と私的自治;「戦争・平和」とメディア―その可能性と課題;噂と真実の間―公共という匿名空間)
エピローグ “創造する平和”へ
著者等紹介
糠塚康江[ヌカツカヤスエ]
関東学院大学法学部教授。憲法学
浅野俊哉[アサノトシヤ]
関東学院大学法学部教授。哲学・社会思想史(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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