内容説明
壮絶な戦乱の世を駆けた男たちの魂の叫びを聞け!織田信長、豊臣秀吉、徳川家康、武田信玄、上杉謙信など誰もが知る名将から、歴史に埋もれていった知られざる勇将まで戦場で紡がれた珠玉の名言100選。
目次
第1章 勝利をつかむ言葉(「戦は生きるか死ぬかの大博打。考えすぎては大事の合戦はできない」黒田官兵衛(筑前国大名)
「武者は犬と蔑まれようとも、畜生と罵られようとも、なにがなんでも勝たねばならぬ」朝倉宗滴(朝倉家家臣) ほか)
第2章 道理を超える言葉(「掟は少ないほど良い」北条氏康(相模国大名)
「合戦が近くなったら、兵を荒っぽく扱え。兵はその怒りを戦いにつなげて、激しく戦うからである」武田信繁(武田家家臣) ほか)
第3章 忠義を尽くす言葉(「我ら、餓死より戦死を望む者なり」成田長親(北条家家臣)
「いずれもよく心得られよ、この芋汁の味の悪さを」大久保忠世(徳川家家臣) ほか)
第4章 迷いを捨てる言葉(「是非に及ばず」織田信長(尾張国大名)
「我事において後悔をせず」宮本武蔵(剣豪) ほか)
第5章 本懐を遂げる言葉(「我に七難八苦を与えたまえ」山中鹿之介(尼子家家臣)
「もし私を許して大国を与えれば、貴殿もまた今のように、私の前で縄目の恥を受けることになるだろう」佐久間盛政(加賀国大名) ほか)
著者等紹介
丸茂潤吉[マルモジュンキチ]
1975年生まれ、福岡県出身。編集プロダクション勤務後、フリーのノンフィクション・ライターとなる。ライフワークは、日本史中世の再読と現代貧困層の習俗分析(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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