- ホーム
- > 和書
- > 人文
- > 図書館・博物館
- > 図書館・博物館学一般
内容説明
1985(昭和60)年の夏、大正大学における図書館司書講習で「図書館の自由に関する宣言」を知って以来、私はその基軸となっている知る自由および知る権利を中核に据えて、図書館情報学(情報社会関係論)の研究をおこなってきた。本書は、その中間報告である。
目次
第1部 理論的および歴史的検討(図書館哲学と図書館の運営;知る自由と知る権利の関係に関する検討;1954年「自由宣言」における知る自由の採用 ほか)
第2部 関連概念の検討(知的自由概念の検討;「図書館の自由」概念の検討)
第3部 諸問題の検討(学校図書館と「禁書」事件―児童・生徒の知る権利をめぐる問題状況;学校図書館の発展と課題;図書館員の責任 ほか)
著者等紹介
中村克明[ナカムラカツアキ]
1956年長野県に生まれる。1987年図書館情報大学大学院図書館情報学研究科修士課程修了。関東学院大学文学部助教授。専攻は図書館情報学(情報社会関係論)、平和研究(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。