デジタルメディアと日本のグラフィックデザイン その過去と未来

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デジタルメディアと日本のグラフィックデザイン その過去と未来

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  • サイズ B6判/ページ数 252p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784416517840
  • NDC分類 727
  • Cコード C0070

出版社内容情報

コンピュータとグラフィックデザインの関係史をパイオニア的作品や関係者の証言からたどり今後の人工知能時代を検討する記録資料集。黎明期の実験、CGの発展、マルチメディアの熱狂、ネットの普及、
そしてシンギュラリティの未来……デザインとテクノロジーの来し方・行く末を一望し、
イノベーション幻想を超えた本質へ。

デジタルメディアとグラフィックデザインの関係を各時代の最前線で生み出された作品群で辿った企画展を凝縮し、
独自の論考や資料を加えた決定的な一冊。

デザインはデジタルテクノロジーの革新とともに拡張と発展を続けてきた。
近い未来には人工知能の発達が人間社会に大幅に変化をもたらし、
デザインのありかたも根本的に変容するとまで予想されている。
そのようなセンセーショナルなヴィジョンを前に今後のデザインを見通すためには、
デジタルメディアとデザインの本質的関係をつかむ必要がある。

本書ではグラフィックデザインの領域を主軸に、デジタル黎明期から現在にいたるまで、
コンピュータを「環境」や「素材」として制作されたパイオニア的なプロジェクトを
関係者の貴重な証言や資料とともにドキュメント。
さらに気鋭の評論家・山本貴光による特別寄稿も収録し、人間とテクノロジーをつなぐデザインのあり方について考える材料を提供する。

目次

[巻頭文]永原康史「デジタルメディアと日本のグラフィックデザイン小史」

-70’s プレ・デジタルメディアの時代
80’s CGの時代
90’s マルチメディアの時代
00’s ウェブ広告の時代
2045- シンギュラリティの時代

[インタビュー]
証言 コンピュータとデザイン
幸村真佐男「コンピュータアートが生みだした表現の可能性」
藤幡正樹「技術と知覚の関係性へのまなざし」
東泉一郎「テクノロジーと身体感覚」
田中良治「チャレンジ精神をもったアマチュアでいつづけること」
暦本純一「テクノロジーが拡張させる人間機能」

JAGDAとデジタルメディア 1982-2014
展示書籍一覧

[シンポジウム]
知性と技術の関係性をめぐって デジタルメディアの未来
久保田晃弘、福原志保、脇田玲 モデレーター:高橋裕行

[特別寄稿]
山本貴光「潜在性のデザイン─コンピュータと表現と人間」

展覧会概要、作品リスト、出展者プロフィール

[折込]
年表と統計で見るデジタルメディアと日本のグラフィックデザイン
構成:楠見春美 デザイン:中野豪雄

JAGDAインターネット委員会[ジャグダインターネットイインカイ]
JAGDAインターネット委員会:JAGDA(公益社団法人日本グラフィックデザイナー協会)は、1978年に設立されたグラフィックデザイナーの全国組織。会員数約3000名。年鑑の発行、展覧会やシンポジウムの開催、デザイン教育、公共デザインや地域振興への取り組み、国際交流など、多岐にわたる活動を行い、日本のグラフィックデザインの発展とコミュニケーション環境の質的向上に寄与している。

内容説明

黎明期の実験、CGの発展、マルチメディアの熱狂、ネットの普及、そしてシンギュラリティの未来―デザインとテクノロジーの来し方・行く末を一望し、イノベーション幻想を超えた本質へ。東京ミッドタウン・デザインハブ第55回企画展「デジタルメディアと日本のグラフィックデザイン その過去と未来」公式記録。

目次

デジタルメディアと日本のグラフィックデザイン小史
証言 コンピュータとデザイン
IMAGE COLLECTI0N
特別寄稿 潜在性のデザイン―コンピュータと表現と人間
シンポジウム 知性と技術の関係性をめぐって デジタルメディアの未来
JAGDAとデジタルメディア 1982‐2014

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

hayataka

1
コンピュータとデザインの共進化の歴史。コンピュータそのものの状態変化と、作品に対する人の心身の状態変化という2つの潜在性を設計できる装置が「コンピュータ」という論考も面白かった。2020/05/23

YafuWitch

0
寄稿文が面白かった。普遍性の高い内容だったように思う。コンピュータを用いたグラフィックデザインとは、ハードウェアのとりうる状態変化と、それを触媒としてもたらされる受容者の心身の状態変化という二重の潜在性を設計する行為である、という内容であった。基本的なことかもしれないが自分にとっては新しい視点で、興味深く読んだ。6篇の“証言”はそれほど深い内容ではなかったが、共感する部分が多かった。黎明期の質素なCGのほうがむしろ表現としてストレートな強さがあるという記述から、私は髙田唯の花の絵を想起した。2020/11/25

つきのこ

0
過去の作品と現在の作品を比較するように読める。デジタル表現が進む今の時代に読んでおきたい本。2017/11/22

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