感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Mizhology
1
横浜を経由し近代史を教えてくれる本。軽井沢がユダヤの方たちの避難地になっていたのは知らなかった。ブルーノタウトの写真集を観ていたのでよりリアルに想像しながら読めた。伊勢崎町のメリーさんも思い出した。国家というものに庶民はやはり翻弄される。究極のところ、命と大切な人間関係で人は生きていると思った。2012/08/19
ちゃんみー
0
特定の地域に目を向け、その地域で起きたことを知ることで、新しい発見、世界との繋がりが見えてくる。震災・戦争・風車、ただそれを広く知ることも良いけれど、場所を特定すると、特に横浜という場所はやっぱり面白いんだと思う。横浜を学ぶと言っても、横浜の何を学ぶのか?学んで、今の横浜の発展という視点とどうつなげていくのか?ただただ勉強してふぅん、と思うだけでは進まない。学びと提案を何回も繰り返していくと、横浜の良いところが見えて来て、横浜の好きなところが、何故横浜が好きなのかが分かっていくのではないだろうか。2013/03/16
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- 和書
- 弑逆者《新装復刊》