崩壊した神話 エレベーター―安全を守るのは誰か?

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  • サイズ A5判/ページ数 293p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784901689755
  • NDC分類 528.5
  • Cコード C3053

内容説明

この1~2年、エレベーターに関する事故が頻繁に報道され、極めて安全な『乗り物』と考えられていたエレベーターへの信頼が下がっています。筆者は、定年退職するまで40年余り、真に現場一本のエレベーター屋を全うし、その知識と経験から、『全く安全』と考えられている『安全装置』の性能の限界と法令に関しての疑問を解き、いかにすれば安全、快適に乗れるかをテクニカル・イラストや漫画風の挿絵を多用し対話方式でわかりやすく解説しています。また、今日、隆盛を極めているエレベーターの起源と発達の歴史を100点余りの挿絵、写真と共にひもといています。

目次

エレベーターとは何か
エレベーターの仕組みと種類
エレベーターの仕組み
エレベーターはどのように発達してきたか
エレベーターはどのようにしてビル内に?
別の分類の仕方から見る
安全神話の検証
安全装置の実力
安全装置の3番バッター:非常止め装置
最後の決め手バッファーがあるさ!
安全に快適に乗るために
『安全神話』は蘇る?

著者等紹介

宮内明朗[ミヤウチアキオ]
昭和11年茨城県水戸市生まれ。昭和34年早稲田大学理工学部(電)卒業、同年、日立ビルディングサービス株式会社(現:株式会社日立ビルシステム)入社。本社保守部保守課、大阪出張所検査係、名古屋営業所検査係、本社検査部検査課、44年第二検査課長(主として新設エレベーターの検査、調整)。以後、規格型検査課長、DC検査課長、特殊エレ検査課長を経て、51年検査部副部長兼経年部品試験室長、54年検査部副技師長(主として既納エレ・エスの稼動品質担当)、57年改修設計部長、59年改修管理部長、61年保守本部副技師長(主として保全品質担当)、平成2年検査部長、品質保証本部副本部長(主として多発、原因不明故障撲滅、閉じ込め事故半減対策担当)、予防保全部長(兼任)(主として既納品対策推進、定期検査)、6年HBC主管技師長(主として旧型機の保全に関する指導教育)。13年退職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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