内容説明
電子工学および関連する学科の電気回路理論、PN接合を中心とする電子デバイスの基礎といった項目を習得した学部学生を主な対象とした。様々な電子機器、制御を活用する理工系の大学学部生にとって身につけておくべき基礎的素養の一つとしてアナログ電子回路の基礎を扱った。近年アナログ電子回路の多くがMOSトランジスタにより構成されるようになったことに対応する内容とした。
目次
電子回路と線形回路
MOSトランジスタのモデル
小信号等価回路
基本増幅回路1―ソース接地回路
基本増幅回路2―ゲート接地回路、ドレイン接地回路
カスコード回路
差動増幅回路
カレントミラー
フィードバックと回路特性
フィードバックと回路の安定性
オペアンプ
フィードバックと位相補償
著者等紹介
池田誠[イケダマコト]
1991年東京大学工学部電子工学科卒業。1996年東京大学大学院工学系研究科電子工学専攻博士課程修了(博士(工学))、東京大学大学院工学系研究科電子工学専攻助手。2001年より東京大学助教授、東京工業大学工学部助手。2001年‐2002年ケンブリッジ大学(英国)客員研究員。現在、東京大学大規模集積システム設計教育研究センター准教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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