内容説明
本書は経済学部、大学院修士課程、ビジネス・スクールMABコース等の学生を念頭に置いた、中級レベルのミクロ経済学の入門テキストです。本書の特徴は、従来のテキストがマーシャルやシカゴ学派流の部分均衡論的な視点で書かれたものが多いなかで、一般均衡論の枠組みを尊重して書かれています。さらに言葉による直感的な説明を与えながら、200近い図を用いた解説と同時に、厳密な数学的説明や証明を示します。
目次
財と市場
消費理論
価格メカニズムと社会的厚生
生産理論
生産経済と社会的厚生
産業組織と市場成果
不確実性およびリスクと市場
情報と市場
ゲーム理論入門:産業組織―戦略的行動と企業間競争
著者等紹介
山崎昭[ヤマザキアキラ]
1942年生まれ。福井市出身。1966年一橋大学経済学部卒業。仏国グルノーブル大学D.E.S.、米国ロチェスター大学経済学Ph.D.、一橋大学博士(経済学)。米国イリノイ大学シカゴ校経済学部助教授、一橋経済学部教授を経て、明星大学経済学部・大学院経済学研究科教授、一橋大学名誉教授。この間独国ボン大学経済学部客員教授、米国南メソディスト大学経済学部客員教授を務める。専攻は理論経済学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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