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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Bevel
4
ドゥルーズを主にカントとスピノザに引きつけて読む本。けっしてわかりやすいわけではない。項によってではなく不協和的に一致する能力による図式の再構成や、スピノザの実体―属性―様態の名目的定義から実体的定義への移行における存在の一義性の役割についてなど、哲学史的な教養がないとつらい。けれど、ドゥルーズ研究のはじまりを告げる本であると思う。つまり、ドゥルーズの主張が「哲学」の中でうまく動いていることを確かめる最初の試みであると感じる。2011/11/21
yc
1
日本語圏におけるドゥルーズ読解において江川隆男を読まないという愚を犯してはならない。迸る異様な文体からその思考の特異性において休まることなく心踊る。稀代の反復の書はここにある。2016/11/24
non
1
ドゥルーズ研究の最先端。2012/12/14
Yuki
0
D=Gから立ち帰って、あらためてドゥルーズ哲学の破壊的創造力に惹かれる一冊。2023/10/15
tamioar
0
術語が少なく、読みやすい。2020/07/25