ラテンアメリカン・ラプソディ

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ラテンアメリカン・ラプソディ

  • 野谷 文昭【著】
  • 価格 ¥3,630(本体¥3,300)
  • 五柳書院(2023/01発売)
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  • サイズ 46判/ページ数 430p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784901646406
  • NDC分類 960.2
  • Cコード C0395

内容説明

ガルシア=マルケス、中上健次、セルバンテス、ビクトル・エリセ…待ったなしに面白いラテンアメリカ文学。混沌に咲く花を愛でるように、文学の秘密に触れる批評集。

目次

第1章 二つの講義(深読み、裏読み、併せ読み―ラテンアメリカ文学はもっと面白い;短篇小説の可能性―ガルシア=マルケスの作品を中心に)
第2章 ガルシア=マルケス 中上健次(予告された殺人の語り方―ワイルダーとガルシア=マルケスの小説をめぐって;余韻と匂い ほか)
第3章 ラテンアメリカの作家 ラテンアメリカの文化(ボルヘスのユーモア;物語の変貌を知る愉しみ―マヌエル・プイグと『蜘蛛女のキス』 ほか)
第4章 セルバンテス ビクトル・エリセ(集大成の訳と、成長中の訳;『ドン・キホーテ』新訳に挑む ほか)
第5章 私とラテンアメリカ文学(決死の飛躍―サルト・モルタル;不敬な出会い ほか)

著者等紹介

野谷文昭[ノヤフミアキ]
ラテンアメリカ文学研究者、東京大学名誉教授。訳書にバルガス=リョサ『ケルト人の夢』(岩波書店)第59回日本翻訳文化賞、等(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

starbro

154
ラテンアメリカ文学については、何作か読んでいます。 著者が東京大学名誉教授でラテンアメリカ文学の権威のため、教科書的な内容かと思いきや、読み易く楽しい内容でした。本書に触発されて未読のガルシア・マルケス『コレラの時代の愛』を読む予定です。しかし中上健次とラテンアメリカ文学に共通点があるとは思いませんでした。 https://goryu-books.com/books/books-619/2023/05/09

mascuma

1
中上健次論とエリセ論2023/05/21

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